アドセンス解除!
各種ツールページに貼っていた、Googleアドセンス広告をすべて剥がしました。
理由はいくつかありますので、さらっと。
1.単純に見栄えが悪い
これは致し方ないことですが、自動出力されるものなのでサイズがまちまちということもあり、景観の問題が発生することがしばしば。
多少の調整もできるのですが、Googleくんはあらゆる媒体の広告を持っているので、その中から選ぶ関係でたまにものすごいサイズのものが表示されます。
(滅多に起きませんけど)
良い方法がないかな~と定期的に調整をしてはいるのですが、なんだか面倒になってきたな、というのがまずひとつめの理由。
2.広告ブロックの機運が高まってきている
ここ数年、広告をクライアント側でブロックしてしまおうという姿勢が各所で見られます。
最初はAdblockにはじまったのかな?と思うのですが、近頃はそれを搭載したブラウザであるBraveが勢力を広げつつあるなど、そういった点。
ちょっと後述するのですが、これ自体は出て然るべき…と思えるほど、アフィリエイト系をバンバン打つサイトは見栄えが悪いです。
というか最早、必要な情報にたどり着けないレベルで広告が貼ってあるサイトもあったりして、そりゃブロックもしたくなるよな、と。
こうした動きが活発になっているのがふたつめ。
これについては先にも書きましたが、ちょっと後述するので。
3.これがちゃんと利益になってる層、どこ!?
昨年の12月からおよそ半年、やったこともなかったのと多少のインプレッションがあったので試してみようと思ったのですが、全然懐に入ってこねえんだわ!
8,000円分から口座に送れるようになるらしいんですが、それに至るまでにあと1年ぐらいかかりそうなので、ぶっちゃけやる意味皆無ですね。
これがちゃんと利益として出てるようなブログってすげーなって思います。
まあタイッツーという比較的閉じられた層に向けたサイトですので、ここは仕方のない部分ではあるのですが。
世の中でちゃんと広告利益を出せているサイトの大半は、恐らくSEO向けの対策(というかGoogle検索対策)が施された所です。
システム的な部分よりも、どちらかというと「Googleの検索で上位に載りやすそうな記事作成」がメインでしょうけど。
やってることと広告の効果的なことを考えた際に、あまり良い方法ではないな、という結論に至ったのでやめたというのがみっつめ。
これが一番大きくて、考えてみると「いや最初からわかってたかこんなん」みたいな内容でもあります。
代替案「わたしにおにぎりをおごって」
ということで広告を剥がしてみたんですが、当然めちゃくちゃスッキリしますね。
とはいえ何かしら代わりになるものを置きたいな~ということで、こんなものを用意してみました。
「おにぎりを送る」ボタンです。
いやなんじゃこれって話ですが、ようは投げ銭機能です。
なんかやってる人がいて面白そうだったんで。
投げる人がいるかどうかはともかく、こういうのが設置してあると個人開発者って感じしません?
使っているサービスは「Buy Me a Coffee」というものです。
直訳、私にコーヒーを奢って!です。
このボタンを押すと、そのサービスサイトでの私の個人ページにアクセスして、そっからメッセージ+1ドル単位での送金が行える、みたいなサービス。
なんかWEBシステムを個人で開発してる人とかは自サイトにこういうのを置いたりしてて、昔から良いな~って思ってたんですよね。
思いつきで今日取り付けました。
1ドルくれたらおにぎり買うよ。
最近流行りの広告ブロックについて
さて、よもやま話的な。
近頃は広告をブロックする機運がどうのと話しましたが、個人的な意見としては「そりゃそうなるよな」という所です。
それもまあまあおざなりな審査なのか、明らかに質の悪い広告も混ざっていたりして、結構地獄。
でも広告自体は昔からあるものだし、それによる収益で成り立っているサービスがあることも確かなんですよね。
例えばTwitterでよく使われるツイログ。
ここは見たところ、広告収入+プレミアム登録による収益でサービスが成り立っています。
Twitterユーザーのデータを保持するサーバー代金もバカにならないでしょうし。
最近はニコニコ動画が広告ブロックによる損益として1億が~という記事も出ました。
あそこも広告収入+(メインは)プレミア会員で成り立っているサービスかなと。
広告ブロックというのは、そういったサービスを間違いなく殺すツールなんですよね。
私もあまりに広告が酷い所にアクセスする時にブロックを使う時はありますが、サービスによっては広告を表示するよう都度設定しています。
(なので、都度設定ができるものを利用している)
去年にサービスを作ってみて、どうしても運用するのに金がかかるな!というのは身をもって知りました。
しかも個人制作・運営だとそのサービスから収入を得る機会はほぼなくて、多少金がかかっても回収できるとしたら広告を貼るぐらいしかないんですよね。
なので広告ブロック”ブロック”的な対策は必須だな~とわりと思ってたり。
最強広告ブロックブラウザBraveについて
そんな中でここ数年でBraveという強力な広告ブロック機能を持つブラウザが現れました。
これは本当にすごくて、Youtubeの広告すらスキップできる効力があるぐらい。
これについて私は「すご~い」ぐらいにしか考えてませんけど、良いところとあまり関心せんな…という部分が若干。
すごいとこ:ブロック機能が強力すぎる
ほんまにすごい。
Adblockですら突破できないYoutubeの広告をスキップできるパゥワーは計り知れない。
こりゃすげー。
広告の中には明らかにおかしな箇所へ飛ばそうとするものも昔はあったので、自己防衛として使ったほうが良いレベル。
しかもBraveユーザーエージェントはchromeのもの(元はChromiumだし)なので、そう対策されることはないでしょうし。
これは正しく革新的なレベルだと思ってるんですが、どうですかね。
おや?ってとこ:Youtubeのバックグラウンド再生ができてしまう
見ただけなのでほんとにできるかどうかは知らないんですが、これできるのまずくない?
いや、これは普通にプレミアム会員の意味がなくなる、いわば既得権益の侵害に当たる部分では。
「いやプレミアム会員はそれけじゃねーからいいじゃん、昔はできたし」という意見は間違いなく通らないです。
それを”改悪”と断じることはできても、そこを無料で突破しちゃダメでしょ。
普通にアウトなので、この機能は使えちゃダメというか、もし知ってて使ってる人がいたら流石に正気を疑います。
おや?ってとこ:自社広告を流して暗号資産を得る機能
あんまり使ってる人いなさそうですけど、この機能はわりとおや?ってなる所。
さっき出した広告収入系のサイト例で言えば、「ツイログの広告をブロックしてBraveの広告を表示します、Braveには収入が入りますが、ツイログ運営には入りません」みたいなこと。
いやこれ、おや?で挙げましたけど、最高に煽り力高いやり方で関心しました。
囲い込み戦略みたいなもので、「ウチの関連広告出すし、それ見てくれたら暗号資産あげるよ」って機能なんですよね。
ユーザーが増えたら価値も下がりそうなので、一長一短にはなりそうですが、どんぐらい使われてるんでしょうね。
いかに広告収入得てるサイトが使ってるプラットフォームが、最大手で商売敵のGoogleだとしても、その手先にあるサイト収入を盗むような感じで、個人的にはう~ん。
時代の流れが生んだ化け物
まさに怪物ですよ、こいつは!
しかも創始者はJavaScriptの開発者なんでしょ?
商売が上手すぎる。
ただ、ちょっと気になる点もいくつかあるので、個人的には多分使わないかな~って思います。
1.一般的なWEBサイトの対象ブラウザにならない
WEB屋的にはこれが一番。
去年だかその前の時点では、このブラウザは全体0.05%ほどの利用率だったらしいので、多分今後主要ブラウザとして数えられることはないです。
なので仮に私が得意先に「Braveだと崩れます」と言われたら追加で費用請求します、Brave対応費用くれって。
なので、WEBサイトが崩れて見えてしまう可能性があるのでWEBサイト体験的な部分で微妙。
でもChromiumベースなのでほぼ崩れる心配はないと思います。
2.間違いなくGoogleに敵視されてる
この世はGAFAに支配されてるので、これが一番つらそうかも。
Googleの牙城を崩すって意味では可能性がありそうですが、ブロック対策はいたちごっこを今後も続けることになると思います。
検索してみると定期的に「ブロックが効かない」とかってのが出てくるので、わりと頻繁にやりあってるんでしょうね。
3.乗り換える必要性が今のとこない(広告ブロック的な話)
私も使ってるという話をしましたが、それに限って言えば別にわざわざ乗り換える必要はない、というだけ。
良い悪いの話ではなく、もう使ってるのあるからいいや!っていう。
個人的にはサービス運営してて広告収入でやってそうだな~ってとこは広告表示するようにしてるのですが、Adblockはこの設定がワンボタンポチーで永久設定なのでその辺が楽。
まあなので使わないかな、というだけの話です。
他意はなし。
はて、まあ色々書いたんですが、気軽に広告ブロックを使う世の中になってきてはいるのですが、それがあらゆるサービスを殺してしまう可能性があることも考えてもらいたいとは思ってます。
まあこんなことを言うと「それでしか収入を得られないようにしているほうが悪い」とか考えてる人が出てきちゃうかもですけど。
うるせえバカ野郎!
ちなみに「言って悪いことじゃないけどわざわざ言うことじゃないよ」みたいなことを言っちゃう人をTwitterでめちゃくちゃ見ます。
最近だと広告付けてるサービスに対して「広告ブロックしてるわw」とか直で言っちゃう人とかね。
引用はリプライと同じだよ。
昔はTwitterもチラシの裏みたいな扱いでしたけど、今はソーシャルよりパブリックなものになってきてるので、そういう発言してる人見ると「昭和!平成!」って感じがします。
閑話休題。
ここ最近広告ブロックを使うことを公言される方が増えたように感じたので、広告やめた話にかこつけて。
こんなとこまで読む人はほぼいないでしょうけど、最近よく見る「このサイトは広告収入によって運営されてます」みたいなアレは(恐らく全部)Googleアドセンスの機能です。
そういうの表示する機能あるんですよね。
今はchromeの拡張機能だけっぽいですけど、もしかしたらBraveとか秘匿性の高いブロック系ツールもそういうの特定されはじめる可能性はあるかもですね。